ゆらぎ肌や、エイジング肌で
お悩みのお客様に、
お肌のカウンセリングをしている時、

よくご質問をいただくのが、
クレンジングについてです。

質問の中で最も多いのは、
「私は、どのタイプのクレンジングを
使ったら良いですか?」
という内容です。

そこで今回は、
スキンケアの基本となる
クレンジングについて、

お肌別のクレンジングの選び方や、
正しいクレンジング方法など
ポイントをまとめてみました。

正しいクレンジングを行うと
クレンジングだけでも

・美肌になれる
・若返る
・美肌を維持する

ことができます。

実際にプロが行っている
正しいクレンジング方法をお伝えしますね。

クレンジングは長く行うと逆効果

定期的にお越しいただいているお客様と
クレンジングのお話をしていた時、

Sさま:
「先生、私、クレンジングで
お顔のマッサージをしながら
メイクを落としているんです。」

と仰っていました。
私はびっくりして、

私:
「えー!Sさん、
クレンジングで
お顔のマッサージは
しない方が良いなぁ…」

とお伝えしました。

しっかりメイクを落としたいから、と
念入りにクレンジングしている方が
いることに改めて気づきました。

クレンジングは、
汚れを落とすアイテムなので、
お肌の上に長時間置かない方が
良いです。

クレンジング時間は、
1~2分以内で行うことが
理想です!

マッサージを行いながら
というのも、摩擦が生じ、
お肌の炎症や刺激につながるので
やらない方が良いですね。

クレンジングは、浴室ではやらない

また、別のお客様との会話の中で、

クレンジングは、お風呂の中で
体や髪を洗う時に一緒に
行っている

というお話がありました。

こちらもおすすめできません…

洗面所で鏡を見ながら
クレンジングを行わないと、
きちんと汚れが落ちているか
確認できないですよね?

顔が濡れていても使用OKという
クレンジングもありますが

そもそも、メイクは油汚れです。
水と油は分離します。
分離を抑え、メイクとなじむように
するために、
界面活性剤が入っています。

顔が濡れていても使用OKという
クレンジングは、その分、
界面活性剤が多く入っています。

界面活性剤が多いクレンジングは
洗浄力が強いので、
ゆらぎ肌やエイジング肌の方には
適しません。

お肌に優しくキレイに
メイクを落としたい場合は、

乾いたお肌に
クレンジングを行う

が正解です。

ちなみに、
クレンジング剤や洗顔料は、
浴室には置かない方が良いですよ。
容器の中に水分が入り、
腐食の原因になりますし、
衛生的にも良くありません。

なるべく洗面所に
置くようにしましょう。

ご自宅で出来る正しいクレンジング方法

どのタイプのクレンジング剤でも、
使用料は少し多めの500円玉大や、
マスカット粒大などを意識しましょう。

メイクをしている日は、
このくらいの量↓がおすすめです。

え?少し多くない?
と感じるかもしれませんが、
このくらいの量が理想的です!

カウンセリングしていると、
多くの方がまず、
使用量が圧倒的に少ない
と感じます。
使用量が少ないとお肌の上で
滑らないので、お肌に摩擦
生じます。

さらに乾燥していると、
クレンジング剤がお肌に
吸い込まれていくので
量が少ないとかなりの摩擦
つながります。

この「摩擦」が、
お肌の老化につながります。

クレンジングは、
皮膚が動かない程度の力加減
(ソフトタッチ)で、
優しくなじませ、なるべく摩擦を
少なくしながら行います。

メイク汚れ(油汚れ)となじんだら、
一度ぬるま湯でさらに軽くなじませ、
しっかりと洗い流すとキレイに落ちます。

正しいクレンジングのポイント

・乾いたお肌に使用する。

・使用量は多めに!
(500円玉大または、マスカット粒大)

・お肌の上で軽く滑らせる。
(この時、皮膚が動いたら×です。)

クレンジング時間は、1~2分以内。
(※クレンジングでマッサージを
  しないようにしましょう。)

・洗い流す前に、一度
ぬるま湯で軽くなじませる。

この5点のポイントを
気をつけていただくだけでも、
お肌が段々と変化していくのが
わかると思います。

クレンジングシートが毎日のクレンジング習慣になっていませんか?

「クレンジングは適当にしてます。」
「面倒くさいので、シートタイプの
クレンジングでふくだけです。」

といったお声も良くいただきます。
このようなお声をいただくと、
ちょっと残念な気持ちになります。

なぜなら、
クレンジングは、スキンケアの基本。
スキンケアとは、
クレンジングから始まるからです。

正しいクレンジングを行うことが
美肌になるためのスキンケアの
第一歩になります。

クレンジングシートは、
使ってはいけないと言うわけではなく、
単発で使用する分には、良いと思います。
例えば、旅行に行った時だけ、とか
どうしても疲れてしまって、その日だけ、
など

メイクを落とさないで寝るよりかは、
クレンジングシートで落とす方が良い
ですが…

毎日クレンジングシートで
メイクを落としているとしても、
メイク汚れは完全には落ちていません。

洗い流していないので、
少しずつ汚れは蓄積されていきます。
蓄積された汚れは、お肌トラブルの
原因になります。

なので、
クレンジングシートは毎日は使わずに、
単発で使うなど上手に活用しましょう。

では、スキンケアの基本となる
クレンジングの役割を
おさらいしますね。

クレンジングは、
メイク汚れ(油汚れ)を
落とすためのアイテムです。

お肌のメイク汚れと、
クレンジングの中に含まれる油分が
合わさり、乳化することで、
汚れが落ちます。

誰もが
メイクをしたまま寝るのは、良くない

とわかっていると思いますが

それは、なぜか

メイクをしたままの状態では、
この油汚れが一晩中お肌の上に
残ってしまい、油は酸化するので、
酸化した油がずっとお肌に
のったままの状態になるからです。

想像してみてください・・・

例えるなら、
油で調理した後のフライパンを、
洗わずにそのまま一晩おくと、
そのフライパンは
固まった油汚れでカピカピになり、
汚れが落ちにくくなりますね。

このような状態↑
と同じことが自分のお肌の上で
起こっています。

実は、
私は若いころ、メイクをしたまま
寝てしまったことが何度かあり、
翌日にお肌がカピカピになった
経験があります…

毛穴がばっくり開いた、
ヒドイ状態のお肌を見て、
とても悲しくなった記憶があります。
しかもメイクで汚れている
自分の顔が怖っ!
と、思いました。

あなたもそんな経験ありませんか?

このフライパンの油汚れと、
自分のメイク汚れが同じだと思うと、
その日の油汚れはその日のうちに
キレイさっぱり落としたく
なりませんか?

正しいクレンジングを行わないと、
汚れが残っているのに、その上から
美容液や乳液、クリームなどを
塗っていることになります。

これではスキンケアをする意味が
無くなってしまい、とても残念です。

なので、その日のメイク汚れは
その日のうちに、
正しいクレンジングにより
キレイさっぱり洗い流すことが
美肌になるためにも、また、
美肌を維持するためにも、重要です。

1本のクレンジング剤で、すませていませんか?


クレンジングは、
1本ですませるだけでは
不十分です。

正確に言うと、クレンジングとは、
ポイントメイクリムーバーと
セットで行うことが正解です。

なので、ぜひ
ポイントメイクリムーバー
を使っていただきたいです。

ポイントメイク用品は、
落ちにくい仕様のものが多いので、
通常のクレンジングでは、
全部キレイに落ちません。

落とすために目元や口元を、
ゴシゴシ強くこすると、
敏感な目元や口元を傷つけて
しまうことになります。

ポイントメイクリムーバーを
使うことで、ゴシゴシ強くこすらず、
摩擦を少なくしながら落とすことが
できます。

必然的にお肌を傷つけなくて
すみますので、
少し手間になりますが、
5年後、10年後の
目元や口元の肌
トラブル
(しみ・しわ・たるみ・色素沈着)を

防ぐためにも

ポイントメイクリムーバーは
使っていただきたいアイテムです。

これだけは最低限おさえておきたい!ポイントメイクリムーバーの種類

例えば、
ポイントメイクには、
大きく分けると2種類あります。

➀お湯で落ちるタイプ
➁お湯で落ちないタイプ

ポイントメイクに関しては、
お湯で落ちるタイプでも、
お湯で落ちないタイプでも
どちらを使っても大丈夫ですので、
お好みでお使いください。

今回は、サロンで扱っている
ポイントメイクリムーバーと、
市販で購入できるものと両方
ご紹介しておきますね。

➀のお湯で落ちるタイプは、
フィルムタイプと呼ばれている
マスカラやアイライナー、
石けんで落とせる口紅が
あります。

➁のお湯で落ちないタイプは、
ウォータープルーフタイプの
マスカラ、アイライナー
アイブロウ、口紅などが
あります。

➀のお湯で落ちるタイプにおすすめの
ポイントメイクリムーバーは、
水溶性のローションタイプ
で簡単に落ちます↓

※こちらは、サロンで使用している商品です。

➁のお湯で落ちないタイプ
(ウォータープルーフタイプ)
におすすめの
ポイントメイクリムーバーは、
2層式のタイプです↓

※こちらは、メイベリンさんのメイクアップリムーバー。
ドラッグストアで購入できます。
2層がわかりやすいので、参考のため掲載させていただきました。

2層式とは、
そのままの状態では、
水溶性成分と油溶性成分が
分離しているものです。
上の写真のように、
青い部分と透明の部分のように
2層に分かれています。

使うときに、シャカシャカ振って
この2つの成分を混ぜて使用します。
これでウォータープルーフの
メイクもスルッと簡単に落ちます。

ポイントメイクリムーバー
を上手に使えば、
簡単に素早くポイントメイクが
落ちますので、
クレンジングが楽になりますよ。

正しいポイントメイク落としの方法

アイメイクを落とす場合、

1、コットン2枚を用意します。
ポイントメイクリムーバーを500円玉出します。
(この時に、裏表にきちんと
しみていることを確認しましょう)

2、1枚ずつ、右目左目にのせて、
そのまま少しなじませます。

3、優しく上から下へ
スッと撫で下ろします。
(2.3回繰り返します)

4、片方ずつコットンのキレイな面が
目元に触れるように折りたたみ、
アイラインの辺り、目の際に当て、
目頭から目尻に向かって
優しくふき取ります。
(2.3回繰り返します)

次に、新しいコットンを用意し、
リップとアイブロウを優しく
左右に撫でるように、ふき取りましょう。

ポイントメイクを落とす際も、
決してゴシゴシこすらないように
気をつけてくださいね。
この時点で、全部落ち切れていなくても
次のクレンジングで落とせるので
大丈夫です。

エクステンションをされている方の場合

エクステをされている方
最近とても多いですね。

エクステをされているお客様は、
サロンでのクレンジングの際、
ほぼ全員アイメイクの汚れが
残ったままです。

ご自宅できちんと
落としきれていないのが、現実です。

エクステをされているお客様にも
サロンでは基本的にコットンを使用した
水溶性のローションタイプ
ポイントメイクリムーバーで
アイメイクを落としますが、
コットンだけでは、まつ毛の間にこびりついた
メイク汚れが落ちないので、
さらに綿棒を使ってキレイ落とします。

できればご自宅でも、
エクステ専用のアイメイクリムーバー
か、水溶性のローションタイプ
使用し、きれいなエクステを維持できるよう
まつ毛を労わってあげましょう。
※油溶性のオイルが含まれている
ポイントメイクリムーバーは
エクステが取れやすくなるので、
必ず水溶性のタイプを使いましょう。

まつ毛の間にこびりついた
メイク汚れは、放置すると
目の炎症につながり、危険です!

より安心安全のため、定期的に
アイラッシュ専門店や、エステサロンで
プロの方に目元専用のクレンジングを
してもらうと、さらに良いですね。

どのタイプのクレンジングを使えば良い?

結論から言うと、

落ちやすいメイクをしているか
落ちにくいメイクをしているか

この違いで、
決めていただくと良いでしょう。

しっかりメイク
(落ちにくいメイク)の場合、
メイク汚れをたくさん
落とさなければならないので、
油分が多く、洗浄力の強い
クレンジングを選びます。

ナチュラルメイク
(落ちやすいメイク)の場合、
油分が少なく、洗浄力の強くない
クレンジングでも大丈夫です。

クレンジングの種類

クレンジングは、
いろいろ種類がありますね。

例えば、
・ローションクレンジング
・ジェルクレンジング
・ミルククレンジング
・オイルクレンジング
・クリームクレンジング
・バームクレンジング

これらのクレンジングを、
大きく3つのグループに分けると

以下の表をご覧ください↓

●さっぱりタイプ
(ナチュラルメイクにおすすめ)
●中間タイプ
(ナチュラルメイクにおすすめ)
●しっとりタイプ
(しっかりメイクにおすすめ)
・ローションクレンジング ・ミルククレンジング ・オイルクレンジング
・ジェルクレンジング ・バームクレンジング
・クリームクレンジング


しっかりメイクをした日は、
洗浄力の強い、油分の多いタイプの
(オイル、バーム、クリーム)
クレンジングを選び、

ナチュラルメイクの日は、
洗浄力が弱い、油分の多くないタイプの
(ローション、ジェル、ミルク)
クレンジングでも良いでしょう。

お肌別のおすすめクレンジングタイプ

お肌別のおすすめクレンジングタイプ
を表にまとめてみました。

個人的な見解ですが、
オイルタイプのクレンジングは
洗浄力が強く、肌刺激も強め
なので、おすすめしていません。

ローションタイプ ジェルタイプ ミルクタイプ バームタイプ クリームタイプ
ゆらぎ肌 × ×
エイジング肌
乾燥肌
オイリー肌
混合肌

ゆらぎ肌、エイジング肌の方は、
お肌がとても敏感に傾いていますので、

・メイクを濃くしない
・お肌に負担をかけない
・洗浄力が強すぎない

など、比較的刺激の少ない
ジェルかミルクタイプ
クレンジングを選びましょう。

乾燥肌の方も、
ただ乾燥しているだけのタイプの方と
ゆらぎ肌に近い乾燥肌の方と様々な
タイプの方がいらっしゃるので、
ジェルかミルクタイプ
クレンジングを選ばれると刺激が
少ないかな、と思います。

オイリーなお肌の方は、
さっぱりする、洗浄力の強い
クレンジングを選びがちですが、
洗いすぎによるお肌トラブルを
起こしやすいので、
ジェル、ミルク、クリームタイプ
クレンジングを選んでみてください。

混合肌の方は、その日のお肌状態
や、メイクの濃さにより、
クレンジングの種類を決めると
良いでしょう。

例えば、
ナチュラルメイクをした日は、
ジェルかミルクタイプ
しっかりメイクをした日は、
洗浄力が強めの、クリームタイプ
がおすすめです。

最近流行りのバームタイプは、
洗い上がりがしっとりしますが、
どうしても油脂が残る感じが
しますので、
洗い上がりをスッキリさせたい方には、
不向きかと思われます。

バームタイプは、
ミネラルオイル由来か、
シアバター由来かによって
肌刺激が変わりますので、
刺激が少ない方が
お好みの場合は、
シアバター由来のものを
選ばれると良いでしょう。

結果、迷ったら
どのお肌タイプの方にも
おすすめなのは、
ミルククレンジングか、
ジェルクレンジングです。

ちゃんとお肌と対話していますか?

サロンでも、
カウンセリングの次に
重要視しているのが、
クレンジングです。

クレンジングをした後の
お客様の素顔を見て、

今日のお肌の状態はどうかな?
赤く炎症はないかな?
荒れているところがないかな?
前回のお肌状態と比べてどうかな?

など細かく目視して確認します。
そして、お客様にも直接、

「今日はクレンジング
しみなかったですか?」
「かゆみは出ていませんか?」

などお伺いしています。
このコミュニケーションにより、
お客様にも今日のお肌状態を
ご自身で確認していただいています。

まずはクレンジングで素肌の状態を
確認してから、次のケアを
どうするのか決めていきますので、

完全オーダーメイドです。

それくらい、私は
クレンジングを大切にしています。

ご自分のクレンジングの時間も
短時間ですが、
今日一日頑張ったお肌を
優しく労わるように、
対話しながら行うと

お肌が喜びます。

自分のお肌と対話をし、
優しくお手入れすればするほど、
お肌は喜び、変化し、
若々しく健康な美肌に
近づくことができます。

年齢は関係ありません。

クレンジング=面倒くさい
と思わずに、
ぜひお肌と対話するクレンジングに
チャレンジしていただけたら
嬉しく思います。

気持ちが変わると、
クレンジング後のお肌も
変わってきますよ。

グリーピール®のクレンジングの考え方

サロンのメインメニューである
グリーンピール®
クレンジングの考え方は、

とにかく、
お肌を乾燥させない、かつ、
洗い上がりは、潤いを残しつつ
さっぱり感を感じられる
ミルクタイプのクレンジングを
おすすめしています。

・ノーファンデーション
・ベビースキン
・正常なターンオーバー

など素肌でも健康で美しいお肌を
育てていくことを目的として
います。

上記の正しいクレンジングのやり方を
ルール通りに行いますが、
最後にちょっとしたテクニックを
使います。

簡単に言うと、
リンパを流すのですが、
マッサージとは違います。

これを行うと、
クレンジングをしただけでも、
お肌が明るく透明感がでてくるのが、
特徴です。

ご自宅でも、毎日行うと
お顔が明るくなり、
スッキリとしてきます。

詳しいやり方を知りたい!
という方には、
個別カウンセリングなどで
お伝えしています。

いかがでしたか?
クレンジングは、
スキンケアの基本です。

実際、サロンのお客様の中にも、
クレンジングを変えただけでも
お肌の状態が変化した方
いらっしゃいます。

クレンジングの重要性を
少しでもお伝えできればと思います。

こちらの記事が、
クレンジングを選ぶ際のお役に立ち、
あなたの理想の美肌になるための
お手伝いができましたら
大変嬉しく思います。

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